心療内科の医師の「あなたは、死ぬまでボケませんよ」を信じて | 本音ココット(シニアの本音)

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心療内科の医師の「あなたは、死ぬまでボケませんよ」を信じて

オペラ(77歳 ) 三年半前に脊柱管狭窄症の手術を受ける前に頭部のCT検査を受けた。 その時、私も画像を見て真 […]

オペラ(77歳 )

三年半前に脊柱管狭窄症の手術を受ける前に頭部のCT検査を受けた。
その時、私も画像を見て真っ黒な脳に驚いた。70代の脳なら少しは白い部分があると思っていたから、医師も「死ぬまでボケないよだから安心して手術に臨んで」と。
でも、私は現在77歳。姑と実家の母は80歳頃から少しボケが始まっていてその様子を近くで見ていたから不安に感じている今日この頃。
人生100年とか言われているけれど、元気でいられるならそれは素晴らしいことだと思う。
「高齢者は地域での関わりが大切」ということで世田谷区の応援もあり、各地域に高齢者クラブが沢山ある。
私も2年前に誘われ加入した。他のクラブとちょこっと違って民謡やカラオケ、囲碁将棋などは、メニューにない。地元出身の元オーケストラメンバーやジャズ、ボサノバの
現役ミュージシャンが破格の謝礼を承知でコンサートを開催して下さっている。コンサートの途中で会場のみんなで「歌いましょう」の時間があり大正、昭和のナツメロを
大合唱する。この会場は、ソニー系列の高級老人ホームでグランドピアノや音響設備が整っている。珍しいことに自治会にも加入してくれているので、積極的に地域と関わってくれる。
私は、この開催の企画、運営を若手(80代が多いクラブ)ということで、楽しみながらやらせて頂いている。勿論入居者さんも目を輝かせて参加している。
陶芸教室の仲間に森繁久弥さんの息子さんがいらして、父親のデビュー当時の白黒映画の上映をかって出て下さっている。映画の後は「父を語る」がありとても楽しい時を過ごす。
77歳から新規に何かを始めるのは気力がないので、現在進行形のクラブを充実したものにしたいと仲間と頑張っている。生まれ育った町に愛着があるので。