自分の価値観でつくるライフスタイル | 本音ココット(シニアの本音)

シニアのおしゃれ感

自分の価値観でつくるライフスタイル

ウナギーヌ(59歳)

バブル時代に20代を過ごしたので、若い頃はお洒落といえばブランドのバッグを持つことや流行りの服を着ることだと思っていました。
30代以降は経済情勢も低迷が続き、それは想像したよりも長く、世の中の価値観も大分変わってきました。
今では高価なアクセサリーをつけたり高そうな服を着ている人もあまり見かけなくなり、私も同じです。
親には、ある程度年をとったら年齢にふさわしい上質なものを身につけるよう言われましたが、今はそこそこの金額で昔の上質が手に入るような気がします。
それは服だけではなく、インテリア雑貨にしても、暮らしの全てが昔よりグレードアップしていて、ほんとに日本も成熟してきた感があります。
今、おしゃれと思うのは身の丈を知り、自分のライフスタイルをつくり、自分なりの選択がキチンと出来ることだと思います。
先日、エコな暮らしを実践している方がテレビで紹介されていました。すっきりと片付いた空間に、エコを中心に考えられた品々が厳選されて置かれている家。自然の素材で作られたさりげないワンピースを着て、ナチュラルメークに緩くまとめたヘアスタイル。全てが統一され美しく感じました。
私は、この方のように暮らそうとは思いませんが、自分がどう生きたいのかということが分かり、それを生活の隅々にまで表現できる人、それがほんとのお洒落なのではないかと、今は、思います。