年相応の生活をするのが楽だと気が付きました | 本音ココット(シニアの本音)

億劫になってきたこと、不便に感じること

年相応の生活をするのが楽だと気が付きました

オペラ(77歳)

75歳になった時「後期高齢者」と位置付けられ、「何て失礼な、まだ何でも自分で出来るのに年寄り扱いしないで」とホームドクターにまで賛同を求めたりしてしまいました。
あれから2年しか経っていないのに・・。
昨年秋に高校の喜寿の会をした際、病気の話で盛り上がり、欠席者は病気、介護など後ろ向きのことばかり。
私も風邪を引けば2か月もだらだら生活。点滴したり、薬も飲み放題。元気な時は友人と「子供の世話にはなりたくないわね」とか言っていたのに具合が悪いと買い物も億劫になりお嫁さんに頼んでしまうことに。重い物は手首も弱り運べなくなった。
ショッピングカートを持っているのにガラガラ引っ張っている姿を想像して、ついに私も老人になりましたとは認めたくない見栄っ張りの自分にあきれています。
外出中、ウインドウに映る姿に愕然として背中を伸ばす始末です。
映画が好きで東京都のバス券で渋谷までネットで調べてはウキウキ出かけていたのに、渋谷は再開発で迷路となり足が遠のきました。新百合丘にあるイオンシネマはポップコーン持ち込みのお客でニオイが充満して気分が悪くなる。とても映画に
集中出来ないとブツブツ文句を言う私です。こう言う現象は「堪え切れない老人」の症状らしいです。と言うことでコーラスで声を出すことが今の私の前向きな姿です。そして「老いては子に従え」を実感している今日この頃です。
昔の人は水の流れのように自然体で生活していたのですね。賢いです!!