シニアのおしゃれ感 | 本音ココット(シニアの本音)

シニアのおしゃれ感

衣服について、化粧について、食べ物について、暮らし方について、などなど、自分がおしゃれと思ってやっていること、やりたいこと、友人のあの行為がおしゃれと思うことなど

運動を続けるのは道具でなく仲間です

ORI(68歳)

おしゃれをするには 姿勢、バランスが大事と思い、スポーツクラブに通っています。
近いとは言え通うのがおっくな時もあります。
二年くらい前にスポーツクラブのバランス体操で使っているスウトレッチポールを購入しました。
居間でテレビを見る時にポールの上に寝る事で肩甲骨の体操、腰をのばす体操、ポールを立てて待って片足立ちでバランスをとれる、等々、通わずに、手軽に家で体操ができそうに思ったのです。
実際に行ったのは数回。簡単な事なのにどうもやる気持ちにならず、続けられません。
今は部屋の片隅に立てて置いたままになっています。他にもバランスボールも購入しましたが同じく部屋の片隅に置いてあり、孫の玩具として活躍をしています。
怠け者性格の私は、一人でこつこつと体操はできず、スポーツクラブに行って、みんなと一緒だと楽しく運動ができます。
運動を続けるには道具がある事でなく、一緒に行う仲間が必要なようです。

低反発クッションはマットレスより最高です

ファンシー(58歳)

健康の為にと使っているのが、低反発クッションとマットレスです。
冬場、低反発クッションは最高に腰を守ってくれ、快適に長時間の座る姿勢を支えてくれます。
残念ながら、真夏はゴムがお尻に暑く感じられるため、冬場ほどは有り難くないのですが。
低反発マットレスも使っていますが、ひどい腰痛もちな方は腰が沈んで、かえって腰痛を悪くする可能性があるのでは、と感じます。
ギックリ腰をやったことがあり、ペインクリニックで注射を打って治した私は、やや、ビクビクで寝ています。やはり、煎餅布団の方が、腰には良いかもと感じます。
低反発マットレスとクッション、比較したら、クッションの勝ちという感じです。

70歳過ぎてもおしゃれして、颯爽と歩きたい

ミューちゃんのママ(72歳)

72歳ともなると、何か運動をしている人とあまり運動をしない人で、姿勢の良し悪しなど同じ年齢でもずいぶん見た目年齢が違います。もう背中が猫背になっている人、膝が曲がり美しい歩き方ができない人、まっすぐ立っているようで横にいがんでいる人 、おしゃれしようにもそれ以前の状態になります。
私も長年テニスや、ウォーキング、体幹トレーニング、太極拳などなるべく若々しくいられるように努力してきたつもりですが、経年劣化で最近は膝の痛みに悩まされています。
テレビでも宣伝しているサントリーのグルコサミンアクティブを購入して飲み始めました。
もう2か月以上飲んでいるのですがあまり効果があるとは言えません。
ウォーキングや運動はできてはいるのですが、中尾ミエさんのようにハイヒールで歩くのはまだまだです。
3か月くらいたてば効果がわかるとは言われていますが、どうでしょう。
とにかくもう少し試してみます。
早く治ってハイヒールとは言わないまでも中ヒールくらいでおしゃれして颯爽と歩きたいです。

美容ローラーは期待し過ぎなのに、使い忘れて効果もわかりません

ファンシー(58歳)

美容ローラーは高額大型から持ち運び用小型安価なものまで、5本くらい持っています。
毎日、必ずテレビを観ながらコロコロ顔面を転がせばいいのに、つい気を失ったように居眠りするか、仕事をしてしまい、コロコロしないまま既に何年も使っていません。
効果はどのくらい使えば出てくるのか?
せっかちな私には、毎日使い続ける努力が辛いです。
期待が高かった分、たまに使うだけで期待薄、効果無しというのは、申し訳ないですが、やはり、目に見えて効果が無いから使わなくなる、という事だと思います。
期待外れなのは、美容への熱心な思いの薄い私自身という事でもあります。

通販の定期購入には落とし穴がありました

オペラ(77歳)

毎日のようにコマーシャルでお目にかかる「薬用育毛剤柑気〇」は、2,3年前から気になっていた商品です。通販は、何度か失敗していたのでなかなか一歩が出なかったが「育毛剤」がやはり気になっていて、思い切って電話しました。
お試し価格500円ならいいかなの気持ちだったので、オペレーターに「お試しで」と言ったのに「お試し位の量では、効き目はわかりませんよ」と高圧的。「肌につけるものだからトラブルがあっては困るから、お試しで」と私は言って、住所など伝えた。
後日、送られてきた商品は、500円のものと3か月分に請求書。5000円なり。
オペレーターに電話したら「お客様が定期購入でとおっしゃいましたよ」一歩も引かないので仕方なく振り込んだが納得がいかずお嫁さんに話したら「送り返せばいいですよ」と。
私は面倒だなと思いしぶしぶ使ってみたが、良い気分ではなく、3か月経ってしまった。
残量はたっぷりあったのでオペレーターに「キャンセルします」と伝えたら「定期コースですから出来ませんよ。気に入らなければ当社商品5000円分を買ってください。ジュースもありますよ」私は「一切いらない。もし私が死んだらどうするの?」と言ったら「送り続けますよ」「はぴねすクラブって会社名は素敵だが怖い会社ね」と押し問答になった。
私は気持ちが収まらず再度電話したら違うオペレーターが出て「そんな失礼なことを言ったのですか。こちらでキャンセルの処理をします。申し訳ありませんでした」と一件落着したが、今でもコマーシャルを見る度に思い出してしまう。現在は定期購入の文字が消えたようだ。

試してみないと説明を読んだだけではわかりません

ORI(68歳

3年位前に、生え際付近が薄くなって剥げて見えるのが嫌で髪を増やしたいと思いました。
顔関係の毛が増える効果があるとのネットでの商品説明を読み、ハリウッド化粧品を取り扱っている美容サロンで取寄せて頂き まつ毛 眉毛用クリームを購入しました。
説明どうり無色透明、微香料でしたが、かなりべたつきがあるクリームでした。
何回かつけてみましたがべたつきが気になり、効果がどうかがわかる前に使用をやめてしまいました。
結構高かったのでいまだに捨てられず、たま~にまつ毛につけてみたりしていますが・・・・・化粧品はお試しをしてから購入した方が良いなと思いました。

「黄金まゆの絹粉」のパフの使い心地

ミューちゃんのママ(72歳)

通販生活で購入した黄金まゆの絹粉、SPF50+、PA++++
ウォーキングやテニスなど日焼け止めは欠かせないので、UVカットと保湿を両立というのにつられて購入しました。
全成分の60%が保湿力の宝庫、黄金シルクというのですが・・・
確かにかさつきはあまりないのですが、パフの塗り心地は肌あたりがざらざらして悪く、クリーム状の日焼け止めの後にシルクパウダーを塗ってもシミは隠せません。どんなに沢山塗ればシミが隠れるのでしょうか。
汗かきの私では夕方までしっとりなんていうほどもたないし、5000円以上もするのに効果はいまいち感じられず、今のところ気休め程度につけています。
かさついてもやはりウォータープルーフの日焼け止めにまた戻ろうかと考えています。
5000円以上の製品なら、少なくともパフの使い心地は絶対改良してほしいと思います

使わなくなってしまった美容関係器具

アナとユキ(73歳)

美容関係の商品などあるかしらと思いましたが、髪も入るなら、電動カーラー、これは朝機械で温めておいて髪を巻いておくとものの5分位で綺麗にカールが出来て、お出かけオーケーとなる便利なものでしたが、髪が傷むとかで良くないとの話が出て止めました。私にとってはすごく良かったです。
後は眉毛ととのえ器です。
眉毛はなかなかうまく剃れないので、形に合わせてうまく切ったり出来、綺麗な弓型になるらしいのですが、ナカナカそうはいかずに、自分でした方がと、納戸に眠った物です。
後は手に持って巻く電動カーラー、髪が柔らかくですぐにぺちゃんこになるので、出かける前にドライアーみたいに出来るかしら、と思って購入したけれど、ドライヤーひとつで面倒という事になりました。本当に使わない物です。

まつ毛専用美容液の使い方って、難しい

シナモンカモミール(67歳)

基礎化粧品を通販で購入しているのだが、毎月送られてくる小冊子に「まつ毛専用美容液」というのがあって、ハリ・コシを与えて弾力アップと書いてあったのに惹かれて購入してみた。
まつ毛は年と共に少なく細くなっていって、なんとも寂しい感じがしてきていた。
マスカラは若い時に少し使用してみたことがあったが、塗るのが下手で肌についておかしな目になってしまうので、ほとんど使ったことがない。
カーラーも、まつ毛を傷めると聞いてからは使用していないので、目にインパクトがない状態。
せめて、まつ毛の状態を良くして、老い先少しでもよく見せたいという願望から使用したのだが、これが朝、晩マスカラのようにつけるだけでいいのだけど、どうしても少し目の中に液体が入ってしまって、しみてしまって目が痛いのだ。
無添加をうたっている会社なので、その点は安心なのだけど・・3ヶ月ほど付けても少しも変わりがないし、目がしみるのは気分のいいものではない。
というわけで、志半ばで断念したのである。
「朝と夜に塗るだけで、ピン!とハリのあるまつ毛」の謳い文句通りにはならない。

カラーリンスは髪の毛がぱさぱさになり嫌

はれときどき畑(70歳)

ヘアカラーを使うと髪が全く均一の色になり、いかにも染めました感が強くなって気に入りません。
私の希望は「染めてませんよー」ってふりができる、自然だけど白髪が目立たなく黒くしたいというものです。年相応にできれば少しは若く見られたいです。
いつもはブローネの美髪ヘアマニキュアナチュラルブラックを使っています。でも、ビニール手袋をして染めるのも面倒で、素手で櫛で塗りますが、手や頭皮に液が付いたり、ポタっと落ちて肌が黒くなってしまったりするので、それなりに面倒と思っていました。
資生堂のティアラトリートメントカラーリンスブラックをシャンプー後のリンスとして利用すれば『白髪に色合いを与えて、自然で落ち着いた色合いを演出します』のキャッチにつられてしばらく使いました。
シャンプーのあとリンスとして使うので、手や頭皮などが染まってしまって困ることもなく、とっても簡単、これはうれしいと思いました。出来上がり具合は一度で強く染まることはありませんが、洗うたびに補強されるので、だんだんに色がついてきます。
ヘアマニュキアは洗うたびに色落ちするのでしばしば塗る必要があるのとは真逆の気がしました。ところが、だんだん髪につやがなくなってきました。
ヘアマニキュアを使っているのは、ヘアカラーより髪の毛が痛まないつややかな髪を保てるということも大いに関係している私にとって、使えば使うほどつやがなくなりバサバサした元気のない髪になるのは許しがたいことでした。
すごく老けて見えて使い切る前に使用をやめてしまいました。

がっがりだったファンデーション

夢の中(70歳)

先日、テレビの通販サイトで放映していた、美容液成分も入ってsp50。のファンデーション。
シミがある中年のおばさんがモデルとなって、美容師さんがサササーってメイクしていました。
シミも隠れてすごくきれいな仕上がり。いいなーと思ってしまいました。値段も2個セットで4000円をきっているのでお得!と、思わず購入しました。
でも、実際に顔につけてみると、全然シミは消えないし、カバー力もなく化粧クリームをつけているみたい。
テレビと大違い!!
なんだろう、あのCMは、何か加工しているのかしら?みんなだまされている??
私はカバー力もあり、手も汚れない、つけ感さらさらを望んでいたのに。テレビではわかりませんね。
テレビの通販サイトは難しいと思いました。

お一人様でも楽しめる行動力を身に付けたい

減塩ウメ子(70歳)

この映画見たいなぁ~、ちょっと疲れたから温泉に行きたいなぁ~、久しぶりに美味しいお寿司が食べたいなぁ~等、いろいろ思うのですが、友人に声を掛けるのも遠慮だし、一人で行動を起こすまでの気力も勇気も無く「まぁ、いいか」で終わる事が多い暮らしです。
親しい友人の中には、お友達や同居のご家族とも旅行や観劇など頻繁にお出掛けになりますが、興味のあるものは人を誘ったりせずに、サッサとチケットを取り一人で出掛けます。
年に2回は、お一人様限定の海外旅行を楽しんでいます。旅先では同行したお一人様たちと食事や観光をして盛り上がっているそうです。
日常から解放されて普段とは違う楽しさや自由が得られるのかもしれません。
他人を当てにせず、お一人様の行動力を身に付けている人は、カッコいいと思います。

自分の価値観でつくるライフスタイル

ウナギーヌ(59歳)

バブル時代に20代を過ごしたので、若い頃はお洒落といえばブランドのバッグを持つことや流行りの服を着ることだと思っていました。
30代以降は経済情勢も低迷が続き、それは想像したよりも長く、世の中の価値観も大分変わってきました。
今では高価なアクセサリーをつけたり高そうな服を着ている人もあまり見かけなくなり、私も同じです。
親には、ある程度年をとったら年齢にふさわしい上質なものを身につけるよう言われましたが、今はそこそこの金額で昔の上質が手に入るような気がします。
それは服だけではなく、インテリア雑貨にしても、暮らしの全てが昔よりグレードアップしていて、ほんとに日本も成熟してきた感があります。
今、おしゃれと思うのは身の丈を知り、自分のライフスタイルをつくり、自分なりの選択がキチンと出来ることだと思います。
先日、エコな暮らしを実践している方がテレビで紹介されていました。すっきりと片付いた空間に、エコを中心に考えられた品々が厳選されて置かれている家。自然の素材で作られたさりげないワンピースを着て、ナチュラルメークに緩くまとめたヘアスタイル。全てが統一され美しく感じました。
私は、この方のように暮らそうとは思いませんが、自分がどう生きたいのかということが分かり、それを生活の隅々にまで表現できる人、それがほんとのお洒落なのではないかと、今は、思います。

明るい色調の洋服が合うようになりました

ジューン(78歳)

家にいる時は、流行遅れのゆったりした動き易い服装でいるくらい、お洒落にあまり気にかける方ではありません。
でも外出時、友人と合う時はあまり浮かないように皆さんに合わせ、コンサートなどにはいつもよりお洒落に気をつけます。
二年ほど前から髪のカラーリングをやめ自然の色にしていますが、髪がシルバーグレイになったからか、明るい色調のピンク系やライトブルーが意外に合うようになった気がします。
年相応でないと思っていましたが、明るい色を身に付けると顔色も気分も明るくなるようで、洋服を購入するときは少しずつ挑戦しようかしらと思っています。

10歳は若い気持ちで、流行も取り入れてうまく着こなす

ユキとアナ(73歳)

この頃電車に乗ると、20代から30代の若い方に席を譲られる事があります。
私も随分と齢を重ね、それなりの年齢になったと思うと、少し悲しいけれど、そんな時にもキチンとしていないと恥ずかしいと思ってしまうのです。
そしてそれには、白髪が多くなり、美容院にカラーに行く回数がなんと増えた事。やはり髪は一番目立つので、ちょっと生え際が白くなると気になります。髪はやはり老けのバロメーターではないかなと思ってしまいます。
今はグレイヘアが流行していますが、途中の段階がとても我慢が必要みたい。
パーマをかけても髪の毛にコシが無い私は無理そうなので、もう少し頑張って美容院通いをしようかなと思うこの頃です。
この頃服装にも気を遣い、顔うつりが明るくみえそうな、ピンクや赤もマフラーをあしらうようにしました。服自体に明るい色は着にくいので。
ただインナーには出来るだけ明るい色をと思っています。若い時に好きな色合いだと老けてみえますね。
そしてデザインもおばさん系は余計老けて見えるから、若い人対象のお店で買うようにしています。
近所のスーパーやバスで行ける所でも、それなりに気を使います。
そしておしゃれ度とは、TPOにあった服装で、服にあったアクセサリーとバックや靴で、この年代でも10歳は若い気持ちで、何かしら流行も取り入れてうまく着こなすのがおしゃれではないかしら・・・?

人の目を気にするのとこだわりがあるのがおしゃれ

でぼりん(55歳)

シニアって60歳以上になるかと思うので私より4、5歳年上の方々だと思います。
友達もシニアと呼んでもいいお年頃の人がたくさんいますが、みんなシニアと呼ぶには若々しい人ばかり。
でも若々しいのとおしゃれなのとは別物なんですよね。きれいで清潔にしていて、若く見えるけどおしゃれだと感じない人もいる。
思うに「他人の目を気にするかしないか?」ではないかと思うのです。特に同性の目でしょうか。
ほんの少し「他の女性が見たらどう思うか?」と考えることです。
それにプラスして、自分の好きなスタイルが確定していて、そこにこだわりを持っている人に「おしゃれ感」を感じます。
あとは「おしゃれだと感じるか否か」は見る人の趣味や好みにも大きく左右されます。
自分が好きなスタイルをしている人を見ると「わぁ、おしゃれ!」って思いますが、そうでない場合は高価なバッグを持ち、ブランドの服を着ていても全くおしゃれだと感じません。
私が好きでついつい目にしてしまうのは、着物と和の手仕事の雑貨です。普段着っぽく街着にして歩いている人を見るとおしゃれを感じます。
着物は準備と後始末に手がかかりますが、それでも着ようという気持ちがおしゃれだな、と思います。

話し方おしゃれ

フラワーガーデン(67歳)

若い時には、さほど感じなかった人とのおしゃべりで、最近この人のこんな話し方が嫌だなーと思うようになってきた。
いつ会っても愚痴ばかり。義母の大変さを嘆いていたら、次はご主人のこと、ご主人がお亡くなりになったら、今度は自分の身体のこと。あそこが痛い、ここが変。他に話題はないのかしら?と感じる。
愚痴が話題の人は多いのだけど、その話し方が憎憎しげだとちょっと引いてしまう。
その反対に、お嫁さんのことでもサラリと話して、家族への愛情も感じられると、聞いている方もほのぼのとした気持ちになってくる。
昨年、ガンで亡くなった友達は、ガンの辛さや痛みなどはまるで話題にしなかった。いつ会ってもニコニコとしていて、なんでもない感じで「今度は、骨に転移したのよ」と言う。
とても真似ができないな~と思っていたが、周りに暗さを与えず、気遣いを与えず、かといってその話を避けてはいない。
自然体で、普通の会話でできるのは老いて真似をしたいものだとつくづく感じた。
年を取るにつれて、相手の話し方が気になってきて、ちょっと距離をおきたいな。。。と、思う人も出てきている。
自分が、そう思われないように明るい話し方、話題を心がけたいなと感じている。

シニアの服は、似合っているかどうかが・・・

シナモンカモミール(67歳)

自分が、服装に関してはオシャレと思っていないし、ずうずうしくもシニアとも思っていない服装選びをしているので、何と答えていいのかわからないのですが、「和風柄」のチュニックを着こなしている方を見た時は、「あら、素敵~☆」と思って見てしまいます。
「和風柄」はシニアの人にしか似合わないと思うし、だからといってすべてのシニアの人に似合うかといったらそうでもないですし、事実、私は似合わないと思っています。
以前、ロングシャツを着ている白髪の方を見かけた時に、素敵に着こなしていて、若い方のファッションでもシニアの人が着こなせるんだーと、感心したことがあります。
私自身は、最近グレー・黒の色合いから綺麗な色を着るようにして、くすんでいく自分をどうにか引き立たせるようにしたりしていますが、やはり似合っているかどうかが、オシャレに結びつくのかな~と思っています。

粋なシニアに憧れています

楽しみみつけ隊(68歳)

子育ても終わり親を見送り、夢中だった時間が過ぎると今までの様に無理しても頑張る事に疲れを感じる様になりました。
無理して体も壊しました。
そんな時生き生きとして生活しているシニアの方が目にとまる様になりました。自分の世界を持って、女々しいところがなくて蛇足のないおしゃれな装いの女性達。家庭画報やミセスなど女性雑誌の中に登場する選ばれた女性の様に特別感がなく、さわやかにおしゃれなのです!
背伸びもせず、距離感を持って生活する姿に憧れるようになりました。
地方の田舎育ちの私は野暮ったいことが多く、諦めかけていましたが、忘れていた自分磨きを一から始めようかなぁ?とまず美容室に行き、髪をカット、ちょっとおしゃれして新緑の中のベルナール ビュフェ美術館に出かけました。
クレマチスの花の咲く丘のベンチに座り、さわやかな風を感じる幸せな時間!
まず心からおしゃれして粋な生活を送るシニア世代のひとりになりたいと願っています。

髪の色にこだわりがあります

はれときどき畑(70歳)

見た目の若さにどうしてもこだわってしまいます。だからと言って、真っ黒で白髪が一本もないと、とっても不自然な気がします。義母は80を過ぎてもほとんど白髪がなく、若々しいといえばそうなのですが、黒に染めすぎじゃない?と思われるような感じでした。地毛なのにつらいですよね。85歳を過ぎてびんに少し白いものが見えだし、自然になりました。
均一に真っ黒にするとか、茶色にするのには抵抗があります。なのでまだらといえばそうなのですが、マニュキアにして、黒いのも茶色いのも白いのも混在するようにするのが私のこだわりです。まあいえば染めてないよってふりをすることでしょうか。
この頃のはやりは、自然体に髪を染めない、白髪のままでいいじゃないってことです。ジムでも髪の毛は真っ白でも若々しく素敵な方が多いので、先般、マニキュアするのをやめてだんだん白髪が増えていくのに任せたことがあります。
もともと茶色っぽい髪の毛の色だったので、薄い茶色いような白いような髪色になってきました。まあこれも自然でいいかなと思っていたら、連れ合いからやっぱり前のほうがいいと声がかかりました。
一般的に男性のほうが白髪を嫌がるという説を聞いたことがあります。うちの夫もそうなのかとちょっとがっかり。
でもまあ冷静に自分の顔を鏡に映してみると、薄茶色い白髪交じりの髪の毛は、つやも有るような無いようなです。真っ白でつやつやした髪の毛ならこそ、白い髪もきれいだなと思えました。
年相応と言っても、髪の毛の色で歳を感じる自分がいました。もう少しの間、マニキュアで色濃く見せるほうがいいなーと思いました。
美容院に行って染めてもらうということでもなく、シャンプーの時に塗って済ませられるマニキュアは、わたしにとっては時間はかからず、手軽で安価なツールです。どうしても髪が黒々としていれば70歳を超しても若く見えるという魅力は、手放せないです。若いねーって言ってもらいたいです。

この人の性格に憧れる

星に願いを(70歳)

シニアのオシャレって若いころにはわからなかったことが、磨かれて削られて、すてきなダイアモンドのようになっていく事かなって、友人を見ていると感じます。
去年のことです。子供の幼稚園の時よりずっと仲良くしている近所の友人、ガンが発見されて手術をしました。
今は抗がん剤治療中です。抗がん剤治療というのは人によって様々ですが、彼女はずーとです。期限はありません。ガンのレベルも決して低くないです。
彼女から電話をもらってびっくりして慌てて会いに行きました。
元気をなくしていると思ったら、ものすごく前向きでとても明るく、笑顔で自分のガンの事をあっけらかんとして話してくれたので、私も安心して普通におしゃべりする事ができました。
それから一年を過ぎた今、どうしているか会いに行ったら、やっぱり、とても明るくってガンと戦っているなんてとても見えないし、友人は、、かえって生活にはりがでてきたように私には、見えました。
「私、抗癌剤の影響で頭はつるつるなの。今は帽子なんだけどね。この前かつらを買ったの。かつらをするとすごく若返ったみたいになるの!それで、今日も元気に買い物に行けたわ!って思うのよね。」そんなことを話してくれました。
一日一日を大切に楽しく過ごしている彼女を見ていると「素敵だなー!」って思わずにはいられません。
きっとつらいこと、不安になること、沢山あると思うけれど、いつも前向きで明るく生活している彼女の性格、「昔もこんなだったけ?」と、思わず考えてしまうほど素晴らしく、憧れです。

どうしても増えてしまう手荷物をお洒落に持ちたい

みつ☆まーや(74歳)

最近はリュックの人が増え、私もリュック派ですが、お洒落にリュックを背負っているシニアは見かけません。
何故か多い外出時の荷物に最近はお水、日傘が増えています。
トートバックを持ってさらに買い物をしたのでしょうか、肩から買い物バックをかけたシニアも多く見かけますが、美しいとは思えません。
増える一方の外出時の荷物をすっきり持ちたいと思ってます。

個性を大事に生きていくのが心地良いと思っています

オペラ(77歳)

77歳になって体力、気力、頭の回転などいくら頑張っても加齢という現象を受け入れざるを得なくなりました。
背伸びすることなく年相応の行動を心がけ、若い家族の助言に耳を傾けて生活するようになりました。
衣服は、肌にアレルギーのないような素材、着心地の良さ、所謂おばあさんでございますという雰囲気や色使いは避けています。
若い頃からブランドや流行にはとらわれないで自分らしさを求めて衣服選びをしていました。「あなた好みの洋服ね」と友人に定着しています。今もジーンズの上下や白のパンツを好んで着ています。もちろんストレッチタイプの生地ですが・・。これが私の衣服に対するおしゃれ感かなと思います。
食は、季節を感じる料理を作り、減塩に心がけ、腹八分目にするを目安に。
食器は、陶芸で作ったものを毎回食卓で使用。へたくそでも愛着があります。
住は、白の壁にタペストリー、旅先で求めた絵葉書などを額にバランス良く配置したものを外国のリビングで見られるように所狭しと飾っています。
若いお嫁さん達にはもっとスッキリした部屋がいいのにねと言われますが、私なりの部屋にしています。モデルルームのような何も置かない部屋は、寂しすぎます!!
コーラス、陶芸、生涯学習の仲間、地域の高齢者クラブの友人たちを見ていると、皆さん年齢を重ねた凛とした立ち位置を見せています。生きてきたその人なりの素敵さだと思います。
見た目で判断せずに、コミュニケーションを重ねていくと真似をしなくては、と思わされている今日この頃です。

美しい歩き方を意識しています

ミューちゃんのママ(72歳)

年齢を重ねると、腰や膝が痛くなったりして、歩く姿勢が悪くなります。
腰が折れ、膝が曲がり猫背になり、同じ年齢でも姿勢や歩き方ですっかりおばあさんに見えます。
頭を上からつるされるように首をまっすぐにして、お腹を引っ込め、肩を落とし目にして肩甲骨を寄せます。
姿勢を正して膝をあまり曲げずにすっと足を出し、踵から着地するとあら不思議、後ろから見ると20歳は若返ります。
洋服でおしゃれをしていても、歩き方で台無しになることも。
そのために体幹を鍛え、毎日朝起きると、腹筋やスクワットをしています。
寝たまま腕立て伏せをするようになってから腰痛もなくなりました。

外観より内面の美しさに魅力を感じ、おしゃれな生き方をしている人に憧れます

おきらくさん(73歳)

私本人自身は、オシャレと思っていないし、人からもオシャレと見られていないと思い、全く自信のないテーマと回答し難かった。
何故?と深堀して考えると、私は美人でもなく・スタイルも背が低く小太りだから、努力のしようもない。
しかしだからこそ美しく装い、スタイル改善のフィットネスなどに精を出すべきの筈。
しかしその意向に向かないのは、オシャレを外観より内面の美しさに魅力を感じています。
姿勢が真直ぐしっかりしていて、人様の意見を十分に聴き取り、芯がぶれず、積極的な前向き思考の方はオシャレな生き方をしていると、憧れます。
最近では樹木希林さんはオシャレな方と思いました。

自分の好みを貫いていることが、おしゃれだと思います

ファンシー(58歳)

やっと春らしくなり、初夏の陽気になったせいか、明るい服装が見かけられるようになりました。
冬場は地味で無難な色合いばかりが街に電車内に溢れているので、つまらなく感じます。枯れ草色のおじいさんを見ると、ゲンナリして、もっと明るい色を何故着ないのか不思議でした。
でも、それがその人らしさなら仕方ないのでしょう。
自分自身も、おしゃれに無頓着になったら、全て卒業と戒めています。
もうシニアだからとか、60近いから周りの目を気にして、目立たない浮かない服装や態度を取ろうとするのが、大人の分別と言うものかもしれません。
でも、自分の好みを全てにおいて貫いている人を私はおしゃれと感じています。
自分の個性や好みを楽しく追求していく、おしゃれな人生をまだまだ追求していきたいと思います。
私のおしゃれは、自分を活かしきること。
着るものから言動、全てが自分の好みを貫いていけたら、おしゃれだなあと、漠然とですが、日々感じています。

シニアの洋服選びは、ハードルが高い

グランマ(69歳)

「明日は、何を着て行こうかな、先日会った時は何を着て行ったかな。」と、同じ物にならないように気を使います。
以前は、行動範囲も広く会う人も日によって違うことが多かったので、相手変われど主変わらずで、その季節ごとにいくつかの洋服のセットを用意すれば、済んでいました。
歳を取るにつれて、行動範囲も狭まり、同じ仲間と会うこと多くなり、それも週に何回とか会うと、その度に同じ服にならないよににするのは、なかなか大変です。
普段の洋服なのに、センスが良くて、華美でなく、流行もちゃんと取り入れていて、けして若作りでなく、でも若く見えるようにと、洋服選びも、若い時よりハードルが高くなっています。同年代の気の置けない仲間といると、ついつい気が緩んで、何事にも適当になってしまいます。
気を引き締めるという意味でも、服装には気を使いたいと思っています。

おしゃれで履きやすいフラットシューズ

ミューちゃんのママ(72歳)

年を取るとハイヒールだけでなく、ちょっと踵のある靴でも長く歩くと足が痛くなって履けません。
かといって、いつも歩きやすいスポーツシューズばかりではドレスアップした洋服に合いません。
ドレスアップした時でも履けるフラットで歩きやすいシューズを探しています。
最近、シルバーでフラットで履きやすいシューズを見つけました。
ちょっと今迷っていますが、最近の新聞でシルバーのシューズがおしゃれでいろいろな洋服に合わせやすいと書いてあったので、購入しようかと思っています。
私の周りの方にも私と同じ悩みを抱えている方が結構います。
欲を言えば0脚強制機能があるとなお良いのですが・・・・・

使い勝手が良く、後始末がし易く、ちょっとだけ若見えが大切!

KIRA(67歳)

衣服について、若い頃と違う事は、衣服はパッと目に入る素敵なもの、可愛いものが顔に合わせると似合わないのです。そしてそういう衣服が不要になりました。
顔と違和感がなく、老けて見えないもの、そして旅行に行く事が多いので、小さくなり、軽く皺にならず、家で洗濯ができ、重ね着ができるという事を大切に考えるので、スポーティーなものが中心になりました。
色はつい無難な黒を選ぶことが多かったのですが、最近は黒を選ばないようにしています。
かといって、色の薄いものは食べこぼしなどでシミをつけてしまうと、いかにも年寄り臭くなるので、汚れそうな所へ行く場合は、チャコールグレー、紺、グリーン等のシミがわかりにくいものを着るようにしています。
おしゃれというより使い勝手が良く、後始末がし易く、ちょっとだけ若見えを大切にしています。

白髪用トリートメントでヘアカラーリングしています

ミューちゃんのママ(72歳)

ヘアーカラーリングといっても実は白髪染めですが、すっかり白髪が多くなり1年半前くらいに白髪染めをやめました。とはいっても私の場合はまだ、真っ白にはなっていないのでごま塩なのです。
白くなったらもう全くやめようと思っていますが、今はごま塩なので、白髪用トリートメントを使用しています。
白髪染めと違い、毛が伸びても、分け目がはっきりしないで自然に見えます。
グリグランというメーカーのモカというのを使用していますが、このトリートメントにしてから太極拳仲間や、時にはスーパーで見知らぬ人にまで、その髪はどうしているの?と聞かれるようになりました。
結構たくさんのシニアが白髪染めに悩んでいるようです。
白毛染めをしていた時には、美容院に行ったり、自分で染めたり。
ちょっと伸びたら分け目に塗ってみたりと大変でしたが、今は洗髪の時に2週間に1回くらいそのトリートメントを使うだけなのでとても楽です。
楽なのにそんな髪にしたいと言って下さる方がいて、紹介したりしています。

もはや、自分が素敵に見えるためにおしゃれはしていない

減塩ウメ子(70歳)

60歳のころまでは、体が締め付けられて少々窮屈でも痩せて見えるならと思って無理してウエスをを強調する服も着ました。
靴だって、脱ぎたくなるのを我慢してでもカッコ良く見えるようにヒールの高いパンプスを履いていました。自分が心地よい事より他人の目を意識して無理をしていたのかもしれません。
最近は、自分に無理をした服装や過ごし方をするのは「おしゃれ」じゃないと思うようになりましたが、おしゃれが面倒になった言い訳かもしれません。
季節感は大事にしたいので、春になったらピンク等春らしい色やヒラヒラ動きのあるデザイン、秋になったら落ち着いた色合いや暖かそうな素材など意識しています。
自分の付き合いで出掛ける時は「おしゃれ」を意識しませんが、高校生の孫の文化祭や音楽会に誘われて行くときは、品の良いおばあちゃんに見えるように色はグレーなど抑え目で素材の良い物を選びます。
3歳の孫の付き添いの時は、若々しく元気に見えるような赤を着たりします。
息子の家を訪ねる時も、嫁がお世話になっている隣人に会うかもしれないので、お行儀の良い義母らしく見えるよそ行きの普段着に着替えて出掛けます。
ステキと言うより、身だしなみを整えるこちが「おしゃれ」になってしまったようです。

おしゃれな暮らし模索中です

楽しみ見つけ隊(68歳)

庭に大きな木のある家に住んで、時間に追われることもなくゆったりとした毎日を過ごすのが昔からの夢でした。
花に囲まれて季節のジャムをホットビスケットにのせてハーブティーを頂く。そんなおしゃれな生活がしたいと10年前に山梨に移住しました。
小鳥の声と新緑の山並みに感激の毎日ですが、音楽に読書とおしゃれに過ごす時間は少なく、草取りに家事に掃除に追われる日々が今の私の生活です。
女流画家とギャラリーのオーナーの女性4人が筍三昧のお食事会をしたいと先日我が家にいらっしゃり、優雅なおしゃれな会話とお食事を楽しんで過ごされました。
裏方の私は前日から筍の準備、料理の盛り付け、花生けに部屋の香り、と動き回りました。
片付けをしながら私が感じるのは帰られた方々の笑顔、疲れさえも心地よいものでした!
「あの料理も、、ああすれば喜ばれたのに!この次はこうしたい!」と思いが溢れてきます。貧乏性な私は水辺のクレソンを楽しみに料理をしたり、部屋の設えをしたり、裏方の仕事が好きかしら。
素敵と感じる女性とは程遠い時間に追われる毎日が性に合っているのかしら?と模索中です。

シニアのおしゃれ感は衣、食、暮らし方を自分なりに楽しんで

ユキとアナ(73歳)

衣類について最近思う事は、仕事を辞め家に居るようになると、今までデザイン好みで買っていた若者向きのブランド物が、なんとなく違和感があるように思う時があり、もう少しシニア向きのデザインに変えようかと思うこの頃です。
流行もワンシーズンごとに変わり、通勤着も必要無くなると、ジャケットやコートもそれほど必要無くなりますが、流行の物を取り入れたファッションを一つは忘れず取り入れたいと思っています。
化粧について、歳を重ねると本当にシワやたるみが目立ち悲しくなりますが、何とかしなきゃと思っていた矢先、デパートのメイク体験のチケットを頂いたので、恥ずかしいけど、思い切って美容部員の方にして頂きました。今まで良いと思って使用していた下地より馴染みが良くて、又接客の感じも良かったので、化粧品を買う羽目に。ただ濃くしたりする訳ではなく、オーバーに過ぎない自然のメイクが気に入っています。
食では普段家で食事する時でもランチョンマットを敷き、ある程度品数によってお皿の数を工夫したり、器を変えてみたりして楽しむようにしています。又コーヒーや紅茶や緑茶やほうじ茶等でも、器を変えたりしています。
家に次男が孫達を連れて食事する時にも参考にします。
又最近朝食後やお三時にお薄をたてて頂いております。その日一日が、ゆったりと爽やかな気分でいられる様な気がします。 
暮らし方、これが一番シニアにとって大事な事と思いますが、おしゃれとは遠いかもしれませんが、私は何か趣味を持ち、それを続け、絵画鑑賞や舞台鑑賞、音楽鑑賞など興味のある事に積極的に行動し、又地域の生涯学習にも出来るだけ参加したい。
これらがシニアのおしゃれ感に通じると良いのですが、、、

友達のおもてなしがお洒落

ジューン(77歳)

今までいろんな友人宅に伺ったことがありますが、みなさんインテリアを素敵に整えていて感心することが多かったです。
なかでも良く招いて下さるある友人は「今日いらっしゃいよ」と急に招かれた時でさえもお部屋が素敵にされていて驚きます。
お部屋全体といい、テーブルセッティングといい、季節やその時の雰囲気に合ったしつらえでとてもセンスがいいのです。
お料理もアイデア満載で美味しく感心します。アットホームに迎え入れて下さるので居心地よくつい長居をしてしまうほどです。
おもてなし全部を含めてお洒落と思います。刺激は受けますが私にはとても真似できません。

洋服よりも化粧品

ウナギーヌ(59歳)

今は、ファッションよりも年齢を重ねた肌が気になってしまっています。
先日、久しぶりに鏡をしげしげと眺めたら、ほうれい線が前よりくっきりと深くなり、さらにその下にもなにやらたるみが出来ていて、ビックリしました。
化粧水だけで充分で、それ以上はお金もかかるし、肌にも負担なんて勝手に決めつけていたツケが回ってきたようです。
そこで花王の 通販で買っていた化粧水をやめて、同じ花王の対面コーナーに10年ぶりくらいに座って、係の女性に相談にのってもらいました。
そして今までよりランクが少し上の年齢肌用化粧水、乳液、そしてハリがでるという美容液を購入し、毎日使って1ヶ月くらい経ちました。
すると、勝手な思いこみかもしれませんが、肌の調子が良く明るくなってきたような気がします。なんだか気持ちまで、前向きになってくるから不思議です。
おしゃれとは、今の私にとっては、肌を整えることぐらいです。
洋服はそこそこの水準のものが安価で手に入るし、流行も昔ほど激しくないと思います。でも、化粧品だけは、質が良くコスパも良く自分に合うものを探し続けてゆきたいと思います。
肌の衰えは、年々、加速しているようです。今はなんとか抗いたいと頑張ってます。

シルバーグレーの髪の素敵な人になりたい

楽しみ見つけ隊(68歳)

雑誌でおしゃれなシニアの写真を見るのは好きですが、私はおしゃれが苦手です。
私自身は敏感肌で化粧はせず、ストッキングも履きません。鏡を見るのは髪を撫でる時位、おしゃれに程遠いずぼらな性格です。
靴は履き心地重視 、なめし革のシンプルな低い靴ばかり、セーターはカシミヤの黒か茶色の同じ形の物を着ています。
友人が母達の着物をシンプルな形の洋服にリメイクしてくれますので、買うのはISSEIのプリーツプリーツ位です。これらも扱いが楽で丈夫で長く愛用しています。素材は綿か麻か絹か、色は芥子色に黒、茶色、藍色を選んでいました。婦人服の店は素通り、デパートも婦人服のフロアーには行きませんでした。服装よりも伝統の工芸品日用品に夢中で、服装は着心地が良くて心が落ち着く色と形で相手に失礼のないものであれば良いとおしゃれには無頓着でした。
最近、髪のシャンプーを変えて髪質が変わり、やっと短いカットの髪型に落ち着きました。白髪がちょっと素敵になりました。すると不思議なことに明るい色に目がいくようになりました。
若い頃、シルバーグレーの髪にピンクのシャネルスーツのシニア世代の欧米の女性とすれ違って『なんと素敵な方!』と見とれたことがあって、今も憧れの人です。私にはピンクは似合わない。とかたくなに思っていましたが、シルバーグレーの髪にピンクも良いかもと思いはじめています。
黒や藍色の服に赤や朱色のさし色をすると元気が出るように感じて、黄色の手拭いをマフラー代りにすると、顔色が明るくなって良いと好評でした。次は勇気を出してピンクに挑戦したい!と模索しています。

衣服に興味があります

星に願いを(70歳)

今一番興味があるのは衣類でしょうか。
電車に乗っていていつも思うのですが、同年齢だろう人で素敵な恰好をしている人になかなか会うことができません。
私も最近はヒールも足が疲れて履けませんし、ステキと思ったカットソートップスなど、胸が下がってウエストが太くなってきた私には、試着はしますが、あわないんです。
結局、ワンピースタイプのストンとしたAラインの洋服で、レースがついていたりしてちょっとオシャレ感のあるもの。
色は体型カバーの紺や黒を着ることが多いです。
お出かけの時はネックレスをしたりしてアクセントをつけます。

人生の先輩97歳のおしゃれさん

はれときどき畑(70歳)

人生の先輩でとってもおしゃれな人と思い浮かぶのはヒロさんという方です。犬年生まれの97歳、お茶の時は自分で描かれた帯や着物、桜散る季節には桜色の地いろに花びらが散るもの、秋にはススキや雁がなどなど、季節ごとの着物を着こなされます。
素敵な着物に帯や小物の合わせ方もいいなーと思います。そのうえ、その生き方がおしゃれです。
今度お茶会をされるのですが、道具立てをほとんど自作の陶芸でおつくりになります。お茶箱というお点前ですることになっているのですが、そのお箱そのものが自作、源氏物語を主題に絵も描き、中の道具も焼き、花入れを作り、・・と、ストーリーに合わせてしつらえを作り上げてもてなされます。もうすぐお茶会というのに、今まさに作り上げようと夜な夜な頑張っている様子です。
なんでも気からです。気をしっかり持てば人生楽しく元気に送れる、この令和が始まるときにお祝いをできるのは幸せなこととおっしゃる。
80歳になった時に護身用にと合気道を学ばれ現在2段の黒帯、90歳になって車をお嬢様に売られてしまって運転をあきらめさせられ悔しいからとなんと横笛のお稽古を始めたのです。年を取ってから新しいお稽古を始めるなんてすごい意欲です。
ジーパンを着て飛び回り、電車で若い人の姿勢を正し、人との出会いを大事に、お友達を作り、爪の垢でも煎じて飲みたいです。なかなかまねできない。それでも、ヒロさんにいつもどうしたら美しく見えるかを考えて、元気に意欲的に生きるようにと鼓舞されている気がして、姿勢を正しています。ヒロさんに言われると、年を取ったなんて言ってられないです。
私もあの歳になっても元気におしゃれに生きていきたいです。